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シチリア島の想い出(3)

タオルミーナ

世界的に有名な保養地・観光地で、あの映画「グラン・ブルー」のロケ地としても有名。観光ブックによく紹介される写真は、ギリシャ劇場から右下にイオニア海の海岸線を見下ろし、左上に噴煙をあげるエトナ山を見上げる構図だが、写真と実物とでは迫力がまったく違う。こんな美しい風景は他に見たことがない。(日本でたとえるなら、三保の松原から噴火する富士山を見上げながら、その脇には金閣寺がそびえている構図、とでもなるのかな?) とにかく、老後にぜひもう一度訪れたいと思う景勝地である。

ここでのお勧めはやはり食事。ウニのスパゲティが食べられる。日本人観光客が大量に入り込んでおり、有名なレストランの前には日本語で「ウニのスパゲティ」とメニュが張り出されている。私は2回合計3日間の滞在期間の昼と夜の都合6回のチャンスにすべてウニスパの食べ歩きを敢行した。その中でダントツでおいしかったのは、ウンベルト広場の路地から海側のくだり斜面の細い坂道を入ったところにあるレストランで、記憶が定かでないが、確か'Mama Rosso'(赤おばさん?)というこじんまりとしたトラッテリアだった(と思う)。細い路地は2-3本しかないし、トラッテリアも10数軒しかないので、Rosso(赤)をキーワードにすれば、比較的簡単に探せるのでぜひ探してほしい。レストランのテーブルクロスがすべて真っ赤なのも目印になる。私の知人は上記の情報で無事このレストランをに行き着けたので、きっと大丈夫。

ウニスパの味付けには、ガーリック味とトマトソース味があり、レストランによって異なるがほぼほぼ半々のイメージ。私はガーリック派。トマトソースにするとウニの味が負けてしまう。Mama Rossoはガーリック多目、ウニ多目で、ベストなバランスだった。ウニスパには赤ワインがあう。毎食ボトル1本ずつあけていた(ただの酔っ払いである)。

タオルミーナは高級観光地ゆえ、ブランドショップが立ち並び、物価は高いがどこに行っても英語が通じるので非常に楽。長旅の息抜きにはもってこい。治安も不安はない。ただし、レストランに入る際、客引きをしている店は要注意。客引きをするような店は本当にまずいことが多い。とある料理写真付きの日本語メニューのある客引きレストランに入ったが、ここは本当に悲惨で、「今日の素材はこれだ」と言って調理前の生魚を大皿に入れて持ってきたが、材料が古くてすべての魚が疲れていた。こんなものを食べたら食中毒になると思い、水代として5ユーロ払い店を出た。くれぐれも気をつけましょう!

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